着物コーディネートの世界へようこそ

こんにちは。

奥深き着物コーディネートの世界へようこそ。

着物コーディネートのアドバイザーの吉川智子と申します。

着物の魅力にはまり、10数年が経ちました。

幾度となく失敗や経験を重ねて、いつの間にか着物を着ることよりもコーディネートをすることに喜びを感じるように。

知れば知るほど、学べば学ぶほど全てに意味があり、奥の深い着物の世界。

いや、和の世界というべきか。

日本人のスピリチュアリズムの高さは、世界でも頂点を極めるのではなかろうか、と自負しています。

そんな素晴らしい着物道へようこそ。

私、吉川智子がご案内いたします。

 

私が着物にハマったきっかけ

私は20代の頃アパレルの仕事をしていました。

アメリカ、パリなどヨーロッパから洋服やアクセサリー、雑貨などを輸入販売する会社で10年近く働いていました。

某大手ビルのショップ店長をやりつつ、パリなどの海外に商品を買い付けてくる、いわゆるバイヤーという仕事です。

もちろんファッションは大好き。

当時の私は着物には正直興味がありませんでした。

興味がないというよりも着物にハマると大変だ!と思っていましたから、正確には見ないようにしていた、というのが正しいかもしれません。

当時、姉は着付けの講師をしていました。

しかし離れて暮らしていたので、習うこともできないまま、
着物は高い。

着物はルールがあって難しい。

着物は着るだけで大変。

と思っていました。

着物の世界はとても素敵な世界だなあと感じつつも、当時の私にとってそのハードルは高く、なかなか超える機会がないまま数年が過ぎていきました。

ある年の夏です。

浴衣が欲しいな、と思い、近所の小さな着物屋さんへ。

そこのボディに着せてあったのは、浴衣なんだけど刺繍入りという、一風変わったものでした。

 

あまりにも粋なコーディネートに感動!

 

10年以上前ですが、そのとき揃えたものは全て大切にとってあります。

そしてここならセンスが学べる!と女将の元へ着付けを通うことに。

その際、姉から譲り受けた着物一式を持ち、一から習い始めました。

着物を着たい!でも何をどうして合わせていいのか全くわからない!

 

が、しかし、いざ始めてみると・・・

袷、単、紬、柔らか物などなど・・・

用語も全くと言っていいほどわからない・・・

今思えば本当にズブの素人。

そんな私に女将は優しく色々と一から教えていただきました。

リサイクルを交えた着物屋さんでしたので、素材やら、色合わせやら、着物のコーディネートに関することをたくさん学ばせて頂きました。

 

今ではお教室は無くなりましたが、そこで培った感覚は今でも大切な財産だと思っています。(ちなみに着物屋さんは代替わりして残っています。)

 

こんな風に着物を着る技術だけでなく、

何をどう合わせるか、を教えてくれるところは正直少ないのが現状です。

着物は本当に高いの??

 

着物を始める前、一番怖かったのは何を隠そうこの問題でした。
しかしリサイクルの着物屋さんの相場を知り、着物ってこんなにお手頃で始められるんだとビックリ。

そのうちもともと私のオタク気質も手伝い、いろいろ集めたいという欲もあり、気になるお店には片っ端から行き、ネットでもかなりチャレンジしました。
しかし中には大枚叩いて大失敗もアリ・・・その失敗談も書いていきますw

 

お着物やさんの販売のお手伝いをしたり、色々自分でも調べたりした結果、大体の相場や素材などもわかるようになりました。

着物は宝石等と同じで、お店や売られる場所によって価値が大幅に違います。

デパートなどの呉服売り場や、高級呉服店などに行けば、信用とブランド力がある分、値段も跳ね上がります。

「ここで買った」という安心感と、「ここで買ったものはいい」という自信、とでも言うのでしょうか。

ここでしか買わない、というお金持ちの方もたくさんいらっしゃいます。とはいえ、大半の方がいいものをできるだけお手頃に買える方が嬉しいのではないでしょうか?

少なくとも私がそうです^^

後、現代の人たちの着物離れの原因の一つとして、着物の展示会と称して、着物の価値があまりわからない素人とみなされるとふっかけたりする悪徳業者が少なからず存在するのも正直否めません。

着物始めの際、ある程度の知識があれば、嫌な思いをすることもなく楽しむことができます。

もちろん用途や季節、TPOによってここはちゃんとしたものを、という場合もありますが。これならここが安くていい、これならこのお店の品揃えが一番、などなど、
これからたくさんの情報もたくさんお伝えしていきます^^

着物はルールがあって本当に難しいの?


確かに着物にはルールがあります。

冠婚葬祭のフォーマルなどは、着る着物の格によって、合わせる小物まで、決まりごとがあります。

普段着では季節による着物の素材や紋様など。

日本はおもてなしの文化です。

お会いする人が季節を感じ、四季を愛でるために、先取りで季節感を出すために暗黙のルールもあります。

しかし昨今は日本の気候が変化し、温帯から亜熱帯へと変わりつつあると言われています。

昔は盛夏といえば20度後半程度、30度を超えると猛暑と言われていましたね。

現在は36度を超えて体温より暑い日までもある中、まともに昔ながらのルールに則って着ていても、具合が悪くなるだけです。

10月に入っても暑い日は麻や筒袖の襦袢を着たり、また単衣を長く着たりと、私の周りの着物愛好家の方々は、いかに着心地良く着物を着れるか工夫をして着物を楽しんでいます。

その他有名なエピソードといえば、作家の故宇野千代さんは、当時の季節に合う紋様を着るというルールを無視し、桜が好きで一年中桜のきものをお召しになっていたことで有名です。

着物が大好きで着物デザイナーでもあった宇野千代さんは、80歳になっても、桜の振袖を着ていらっしゃったとか。


そのおかげか、桜は日本を代表する花だということで、桜柄は季節を問わず着てもO.Kという暗黙のルールも出来ました。

ルールは時代や流行などでも変化変容してきました。

そして地方でもいろいろと変わってきます。

これからも変化し続けるでしょう。

が、基本的にはほとんど変わりませんし、
決まりごとも一度知ってしまえば簡単なのです。
着物はファッションです。要は、着物を着る人がいかに快適に楽しく着れることが何より大事だと思っています。


着物は着るだけで大変?


着物は自分で着られないからちょっと、と敬遠される方も多いかと思います。

確かに。

着物を着るのには、下着やら腰紐やらの道具もたくさん必要です。

そして綺麗に着るためにはいろいろなコツがあるのも事実です。

確かに洋服を着るよりも大変です。

習得するのにも時間やお金がかかるし、着物以外にもいろいろ揃えなければなりません。

しかし私は思うのです。

美とは、1日にしてならず。そして決して楽なものではない。
手間暇をかけたぶん、自分への自信となり、そしてそれは美しさへ変容するのだと。

表面的な美しさだけでなく、努力や手間を惜しまずに努力したことは、

自分の自信となり、その自信は美しさへと必ず実を結ぶのです。

その奥深さが着物の美しさであり、日本文化の素晴らしさであると私は感じます。

いろんなサービスを利用してみる

最近は海外の観光客向けに浅草や京都などで着物のレンタルが大流行りです。
着物姿を多く見かけるようになったのは着物好きには嬉しい限りですね。

最初から一から覚えなくても、気軽に着れるシステムを利用して、着物文化にまず触れてみることはとてもいいと思います。着付けの体験レッスンに行くのもおすすめです。

ただ、無料の着付け教室などはここだけの話、お勉強会と称して卸業者から買わされたなど、結構あるあるネタだったりしますので、よく調べてみられることをオススメします。もちろん親切なところもたくさんありますから。

ちなみに、私は最初から有料のところへ行きました。
私はその先生からセンスが習いたいと思ったからなのですが、同じ生徒さんでも無料のところで嫌な思いをして習い直されている方が何人もいらっしゃいました。
これからお着付けを習いたいとお考えの方はぜひ、自分が信用でき、なおかつ自分のセンスや好きな学び方に合っているところをきちんと見極めて行かれると間違いないですよ。

着物って素晴らしい!

女性は着物を着ることで嬉しいことに美しさが3割増しになると言われてます。

実際に着物を着ると確かに、歩き方や仕草など自然と変わってくる自分がいるから不思議です。

着物の持つエネルギーの力といいましょうか。

着物を着ているだけで洋服の時より品格も上がる気がします。

これは私の一意見ですが、着るだけで品も美しさも上がるなら、女性なら着物を着た方が絶対お得な気がします。


少しスピリチュアルな話になりますが、着物は魔除けになるとも言われています。

ここでは詳しくは書きませんが、

帯の位置だったり、着物の重ね合わせ方など、着物のほぼ全てに意味があると言っても過言ではありません。

衣類を着るという日常にお守りや縁起担ぎなどの意図が、実はたくさん込められているのです。


例えば、着物を着るお稽古事の茶道は代表的な精神性高い文化の一つ。

茶道のおもてなしには、神様への感謝、結界を張るなど一つ一つの所作に意味があり、

初めてお茶会へ伺った時は、昔の人の意識の高さと気品と優雅な遊び心に感動しました。

実は茶道は着物のルールが厳しいので、着物が楽しめないと避けていたのですが、

それから180度見方が変わって大好きになったのは言うまでもありません。

目に見えないものを大切にしていた文化を持つ日本は、昔からとても意識の高い国だったのだと思います。

ファッションとして楽しむ着物だけでなく、こういう奥深い素晴らしさを知って、

少しでも多くの人に着物を通じて日本人の誇りをもっと沢山持ってもらえたら、私は嬉しいです。